取水ポンプ場は、ポンプの力を利用して、水源から水(原水)を取り入れるための施設です。
企業局では、本島北部・中部地域の河川やダムに全24の取水ポンプ場を設置しています。
導水管は、取水ポンプ場などの取水施設から原水を取り入れたあと、浄水場まで運ぶための水道管です。原水を水源から浄水場まで導きます。
東系列導水路トンネルは、福地ダムと久志接合井を結ぶ施設で、昭和48年から昭和51年にかけて建設されました。
トンネルは、大小2種類の馬蹄形型で、総延長約28㎞です。
東系列の北部各ダムから福地ダムに集まった原水は、トンネルの勾配を利用し、久志接合井まで自然流下で運ばれます。
また、トンネルの途中には、慶佐次川・有津川・大浦川・杉田川の渓流施設があります。以前は降雨時に余剰水を取水しておりましたが、現在は取水しておりません。
取水した原水を一時的に貯めておくための施設で、取水施設から浄水場までの間に設置されています。
特に、渇水時に取水が制限される場合などは、できるだけ原水の影響を緩和して、断水にならないようにするため、この施設で水量などを調節します。
一般的に水道は、水が高いところから低いところに流れる自然の力を利用して、水を送っています。しかし、自然の力だけでは届かない遠い場所や、低いところから高いところに水を送るときは、ポンプの力を利用します。
増圧ポンプ場では、ポンプで必要な力を加えて、調整池などに水を送っています。
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