可搬型海水淡水化装置の貸与を決定しました
沖縄気象台の発表によると本県の平成29年8月の月間降水量は、平年の19%にとどまり観測史上最も少ない値となりました。また、梅雨明け以降、晴れの日が続いていることから、座間味村では阿嘉島の水源であるウタハ堰の貯水量が低下しており、このまま少雨が続けば水源の確保が困難な状況なため、座間味村は平成29年9月6日に水道災害応援協定に基づき県企業局へ可搬型海水淡水化装置貸与の要請を行ったところです。
この要請を受けて県企業局では平成29年9月8日に貸与を決定し、可搬型海水淡水化装置を阿嘉島へ設置するための準備を進めています。
今回、当装置の活用は初めての事例となりますが、このことにより島民の皆様はもとより、観光客の皆様の水需要に対応することが可能と考えています。
回答文交付の様子
沖縄県下において災害が発生し、災害を受けた水道施設を有する水道事業者独自の努力では十分な応急措置ができない場合において、県内水道事業者間で相互間の応援を円滑に遂行するための体制を構築するために、沖縄県水道災害相互応援協定を締結しています。
なお、協定が適用される災害には、渇水も含まれています。