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第7回沖縄の水デジタルフォトコンテスト

入賞作品

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最優秀賞

「雨よ降れ!」 たまき わこ

「雨よ降れ!」 たまき わこ

講評(審査委員 安里 盛昭)

 この作家の出展作品の中の一点である。出展作品のタイトルを見てみると「水の宝石、この一滴、命の泉、水の造形」等々である。テーマに沿って格闘したことが伺われる。その結果が最優秀賞として審査員の目にとまったのでしょう。
 この夏は大型台風が二度もあり、雨もたくさん降ったと思われるが、この日々の暑さは異常である。金武町からの出展で金武町のタイモ田であろう。 「雨よ降れ」とタイモの田んぼの干上がりをタイモの葉と影でパターン化して見せ、単純明快したことが効率的であったとおもわれる。

優秀賞

「水鳥の舞」 米田 恵子

「水鳥の舞」 米田 恵子

講評 (審査委員 喜名 朝駿)

 沖縄の基幹産物であるさとうきび畑のスプリンクラーの水しぶきが、逆光で美しく輝いています。太陽の光と水の組み合わせで、生物の成長に太陽と水がいかに大切であるかが判ります。水しぶきがまるで黄金の翼のようで、大変美しく躍動感のある作品です。

「潤い」 真栄城 浩

「潤い」 真栄城 浩

講評 (審査委員 喜名 朝駿)

 長寿の食材として有名なニガウリが雨に潤い、雨からさらに生命力をもらっているような印象を受け、雨、すなわち水の生命力が感じられる作品です。雨の写り具合もよく、憂鬱な雨ではなく、恵みの雨となって見る人に伝わってきます。

「My Home」 長堂 嘉秀

「My Home」 長堂 嘉秀

講評 (審査委員 山田 祥包)

  快適仕様に仕上がったMy Home。「今日は一体どうなってるの・・・」と、言わんばかりに向けた視線の先は遠く、今にも油断しかねない落ち着きようである。絶妙な被写界深度により、心の動揺を見事に引き出している。

佳作

「泥んこ遊び楽しいな」 伊芸 政秀

「泥んこ遊び楽しいな」 伊芸 政秀

講評 (審査委員 仲本 賢)

 大人も子どもも一緒に泥まみれになって遊ぶ楽しい光景がよく表現されています。夏の暑いさなか、どろんこ遊びは童心にかえって楽しいものです。大人の表情が一番良く見えるように撮影できているのが良かったです。

「雨の日」 大城 ミツ子

「雨の日」 大城 ミツ子

講評 (審査委員 浦本 寛史)

 まず、建物の中の暗いイメージと黄色い雨傘のコントラストが目を引きます。次第に、滴が行きよいよく散りばめられ、激しい雨模様を連想させる。しかし、外を覗くと、眩しい太陽が射している。ん~、なぜだろう。不思議な作品です。

「みずさんぽ」 安里 昌樹

「みずさんぽ」 安里 昌樹

講評 (審査委員 山田 祥包)

 こんな日はいつもより心が近くなる。ポツ、ポツ、ポツ、と雨玉を弾きながら、丸みを帯びて反響する会話が心地良い。鮮やかに映える赤と桃色は親子の絆、ゆっくりとした歩幅が心の豊かさを表しているようだ。

「湧水」 金城 浩之

「湧水」 金城 浩之

講評 (審査委員 小川 和美)

 かつて湧水は人々の暮らし真ん中にあって元気なおばさん達の笑い声が溢れていた。蛇口をひねれば当たり前のように水が出る生活を手に入れた今、身近にある水の大切さとともに水と地域のつながりなどイメージの広がる作品。

「審判もしっかり・・・」 くわえ ぢ ゆん

「審判もしっかり・・・」 くわえ ぢ ゆん

講評(審査委員 仲本 賢)

 試合に公正な野球の審判も、熱い試合の合間には水分補給しています。水色に服、青い帽子、左手の薬指に指輪、その手には無名のよく冷えた水の入ったペットボトル、日に焼けた赤い顔、その全てから野球の全貌(冷静、熱闘、公正)が想像できて面白いです。

入賞

「光るハス」

「光るハス」
高良 拓

「夏の一滴」

「夏の一滴」
明石 桃子

「羽ばたく時」

「羽ばたく時」
真栄城 浩

「水たまりの向こう側」

「水たまりの向こう側」
真栄城 浩

「そそぐ・・」

「そそぐ・・」
安里 昌樹

「のぞいてみたら」

「のぞいてみたら」
高江洲 ひかる

「雨の足跡」

「雨の足跡」
新垣 澪

「レインシャワー」

「レインシャワー」
新垣 澪

「泥んこ大好き」

「泥んこ大好き」
長堂 哲

「ひと休み」

「ひと休み」
後小橋川 貢

「水タンク」

「水タンク」
安次嶺 まり子

「僕だけのスコール」

「僕だけのスコール」
根間 裕花里

「小さな作業員」

「小さな作業員」
くわえ ぢ ゆん

「手引き船」

「手引き船」
くわえ ぢ ゆん

「水を守る・造る・送る」

「水を守る・造る・送る」
くわえ ぢ ゆん

特別賞

高校生部門
「晴れ間」 新垣 澪

「晴れ間」 新垣 澪

講評(審査委員 小川 和美)

 太陽の光を反射して白く輝く中央の水をはさんだ明暗のコントラストをメインに幾何文様と水面、子どもの赤と青といった対称性が印象的。つゆ空の晴れ間に現れた非日常を大胆な構図で切り取った作品

中学生部門

該当なし

小学生部門
「透き通る水」 照屋 里乃

「透き通る水」 照屋 里乃

講評(審査委員 浦本 寛史)

 タイトルを見ず、イメージだけを見ていたら、壮大な宇宙や惑星の表面を創造させる1枚です。地球の回転する音や宇宙空間のノイズが聞こえてきそうなスケールの大きな作品です。地球って水の惑星だよね。もう少し、タイトルに工夫が必要かな。

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