ホーム > 沖縄の水フォトギャラリー > 第2回 デジタルフォトコンテスト入賞作品
※写真をクリックすると、大きな画像が表示されます。
「きもちいいーっ!」 比嘉 義信
講評
当コンテストの趣旨である「水との親しみ」をうまく表現した力作です。樋井戸(泉)の流れ落ちる冷たい水、こぶしを握りしめて水の勢いとその冷たさに耐える表情等、上手くシャッターチャンスをものにした作品であり、子供の頃、水と戯れた頃を思い出させてくれた写真です。
また、この作家のカメラワークの上手さは、同時出展の他の作品からも分かります。 シャッターをもっと早く切れば、水のしぶきに、より涼感が出せたと思います。
「湯加減はどうかな?」 郡山 みのり
講評
ケータイで撮ったのでしょうか?決定的瞬間という感じです。まさに驚きの瞬間です。猫が蛇口に乗り、左手(左前足?)で湯加減を見ているようにも見えます。
フレーミングも言うことなし、奥、隅に置かれた金魚のおもちゃも効果的です。常に側にカメラのある生活が生んだ良い作品です。
「髪が濡れる~!」 吉直 新一郎
講評
とてもきれいな作品です。シャッター速度も水の止まり具合から適切であると思います。
この作家は、以前から写真の上手さには定評があります。技巧的な上手さは、選外になった逆光に浮かび上がるスプリンクラーの水しぶきの写真にみられます。今後の健闘に期待します。
「もん吉の夏」 玉岡 輝彦
講評
冷たい水にどっぷりとつかったもん吉君、気持ちよさそうです。 昔は、「写真は人よりも一歩前に踏み出して撮りなさい」と教えられたものです。ズームレンズが普及し始めると、人は被写体によるということを忘れてしまいました。
この作家は、広角でもん吉君にギリギリまで寄って、彼の表情まで引き出してくれました。大変よい作品に仕上がりました。
「雨のち渇水」 金城 光友
講評
渇水に悩まされた沖縄の水事情を表した作品だと思います。水がテーマのコンテストですから、こういう写真も良いと思います。
ひび割れをテーマに撮る場合は、逆光で手前に影を落として撮ることで、割れ目を強調することができ、さらに良い作品に仕上がったかもしれません。頑張ってください。
「美味だよ」 長堂 嘉秀
講評
大変清涼感のある作品です。さぞ、露玉の味はおいしいでしょう。画像を全体をグリーンでまとめたことや、カタツムリの三分割の位置など、非常に良い取り口です。この作家の動きのある作品も見てみたいです。今後の作品に期待しています。
「水の恵み」 伊芸 政秀
講評
作家の表現したいことがよく分かる作品です。
遠くにいるお百姓さんが手前にいて、水と人間の関わりが見えたとき、より作品のインパクトが増し、さらに良い作品に仕上がったかもしれません。期待しています。
「水のシーサー」 秋山 勝美
講評
この作品は、逆光で撮影したお陰で、シーサーのどっしりとした迫力が十分に出ています。
三脚にカメラを据え、スローシャッターを切って水量を多く見せたら、逆光に映える水が、シーサーの陰になった部分で存在感を出して、水の迫力とシーサーの力強さが今以上に出たかもしれません。今後の作品に期待しています。
「生命と水」 松原 大樹
講評
この作品が審査委員の皆さんの目に留まったのは色だと思います。水槽の下から撮ったのでしょうか、水面に映る金魚の色と水草の色でしょうか、とても明るくきれいに仕上がっています。
その明るい水の透明感を出して、タイトルを「生命と水」として「金魚と…」と付けなかったところが良いですね。タイトルも重要です。
「越流の日」
狩俣 英子
「大切な資源」
町田 はるか
「古井戸」
大城 久枝
「Rain Drop」
山城 明子
「県民のみずがめ」
長堂 とみえ
「伝承」
渡辺 達也
「あ~暑い」
城間 太
「水の道広場の夕暮れ」
伊波 行之介
「足元」
比嘉 たか子
「自然に囲まれるダム」
国吉 真人
「ハミガキ ハミガキ」
新盛 勝也
「雨の後」
奈良 弘美
「生命をつなぐ道」
神谷 有美子
「比謝川激流下り」
米田 善治
「節水プール」
志喜屋 順治
「水たまり」 盛山 七緒
講評
大変情緒のある写真です。雨上がりのサッカー練習場に雨水が溜まり、ボールが一つでその後ろで練習生が何やら打ち合わせをしている。物語の輪が広がってくる雰囲気のある写真です。頑張ってまた良い写真を見せてください。
「「ハイピース」水の妖精だよ♪」 仲間 匠
講評
女の子のかわいらしさがよくでた作品です。鎖状につながった噴水の水も写真を撮っている匠君との関係を増長しています。側では、ずぶ濡れになりながら裸ん坊の子供達が水と戯れているのでしょうか?これからも頑張ってください。
「のどかわいちゃった、水っておいしいね」 仲間 優
講評
お魚でも、きれいな水、おいしい水が分かるのでしょう。お魚さんも元気に嬉しそうです。水の落ちる場所を左に寄せて、お魚を右に寄せてバランスをとっているところ、写真の構図もとっても良いです。これからも良い写真を期待しています。
※特別賞(中学生部門)は、対象作品が無いため、小学生部門を2点選出しました。
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