沖縄県企業局

　本部～伊江海底送水管は、昭和52年度に建設され、伊江村に水道用水を供給しています。当該送水管は約44年が経過し、老朽化が進んでいることから、令和３年３月布設替えに着手し、令和４年度末の完成見込みとなっています。

　水道広域化として離島８村（粟国村、渡名喜村、南大東村、北大東村、渡嘉敷村、座間味村、伊平屋村、伊是名村）へ水道用水を供給することとしております。
　座間味村阿嘉・慶留間地区への用水供給に必要な施設整備が完了し、令和３年３月に供給を開始しました。

　与那原～佐敷送水管は、昭和41年度に建設され、佐敷町等に水道用水を供給してきました。当該送水管は約55年が経過し、老朽化が進んでいたことから、令和３年10月、管路の更新に合わせ、耐震管への布設替が完了しました。

　東系導水路トンネルは、昭和51年度に建設され、福地ダムから久志浄水場まで、水道原水の導水に使用されています。当該トンネルは約45年が経過し、老朽化が進んでいることから、平成26年度から改築事業に着手し、令和３年度は、杉田～久志間、逆サイホンから宇出那覇間の補修・補強を実施しました。

　水質管理事務所は、公益社団法人日本水道協会から「水道GLP認定水質検査機関」として認定を受けておりますが、このほど３度目の更新審査を受審し、令和3年11月26日付けで認定書が授与されました。更新認定されたことで、改めて水道水質検査の精度と信頼性の保証が維持されます。